原因が分からない以上、無理にその原因を探そうとしても、状況が悪化するケースも多いので、ある種諦めて、違う角度から、泣き止ませる方法を考えた方が良い場合もあります。わたしたち大人もそうなのですが、何か望ましくない事が自分の身に起きた時、その原因を突き詰めていくと、それにしばられてしまい、まったく動けなくなってしまいます。

また、それが正解だとその時は思っても、誤解している事の方が多いはずです。なので、赤ちゃんが泣いている問題がすぐにわからない場合は、早急に原因を探る事をあきらめて、問題から気持ちを切り離す方向へとシフトチェンジした方が良いと思います。

【気分転換法を教える】

赤ちゃんだって人間ですから、不快な事と、心地良いことの区別くらいはつきます。そして泣く理由が前者が原因しており、その問題が解決できない場合は、気分そのものをごまかす方法にもっていかないと、いつまでもその気分を引きずっていると、赤ちゃん自身が苦しいというのを身を持って覚えてもらう必要があります。

これは、成長して社会に出ていく上で、とても重要なスキルであり、今のうちから何度も何度も覚えさせておくと、大人になったときに赤ちゃん自身が楽になります。わたしたち人間には、出来る事と出来ない事があります。後者の方が圧倒的に多いでしょう。

ですから、変えられないものに対しては、変えようとしない努力が必要になってきます。つまり不快に感じるものに対しての解釈を変えるという方法を教えてあげるのです。

【環境を丸ごと変えて不快に感じるものから引き離す方法】

生まれて間もない赤ちゃんが一番心地よく感じる環境というのが何かご存知でしょうか?それは、おかあさんのお腹の中です。わたしたち大人もそうですが、環境がガラリと変わってしまうと、ものすごいストレスを感じるはずです。

職場にしろ、住居にしろ、付き合う人にしろ、人間は本能で変化を怖がります。なので、変わらずに毛布にくるまっているのが一番安心するわけです。しかし、環境に適応できないと生きていけなくなりますから、徐々に適応していくしか手段がないのです。
おかあさんのお腹の中を再現するには、ベビーベッドをゆらゆら揺れる状態にしておくとか、やわらかい毛布で包み込んであげるとか、心音を聞かせるおもちゃをそばにおいてあげるなどが効果的とされ、その環境を作ってあげると、気分が変わり、原因不明の問題の事を忘れて泣かなくなる可能性は十分にあります。