赤ちゃんが痛みで泣いている場合は、基本的に耐えられないほどの痛みであるケースか、痛みから起こる不快感で泣いているかのどちらかです。後者の場合は、さほど気にする必要はないと思いますが、前者の場合は、病院に連れて行くなどの対処をしないと、危険な場合もありますので注意が必要です。
【耐えられない痛みの場合の赤ちゃんの反応について】
赤ちゃんが痛すぎて泣いているときは、目を閉じています。目を閉じてギャンギャン泣きます。しかめっつらになり、眉間にしわがより、ものすごい苦しそうに泣きますので、怒っている時や、怖がっている時の泣き方とはまったく異なりますのですぐにわかると思います。
赤ちゃんは基本的には一歳半頃まで痛みを感じる器官が未発達で、痛みに対して鈍感なので、大人と比べると痛みを感じる事は少ないのですが、その赤ちゃんが泣き叫ぶほどの痛みというのは、相当に苦しい可能性が高いです。
痛みというか、オムツがむれて不快感を感じるために、泣くとか痛痒いというのはあります。これは、きれいに拭いてあげて、乾燥してあげれば、泣き止むと思いますので、さほど気にする事はありません。
しかし、しかめっ面でギャンギャン泣いているときは、とても苦しい状態だと思うので、気を付けてみていましょう。
【痛みを感じている時の泣き方】
痛みを感じはじめた瞬間から、ギャンギャン泣きます。怒りの場合は、徐々にじわじわと泣きますが、突発的に泣き叫ぶような感じは、痛みによる泣き方です。この泣き方をした場合は、要注意です。
また、大人でもそうなのですが、痛みを感じはじめた瞬間から苦しみを感じるのは、わたしたちも同じです。痛みというのは、特になってみないとわからない部分があり、怒りや、恐怖感というのは、ある程度わたしたちにも似たような体験があるので、察する事が出来るのですが、痛みに関しては同じ体験をしないとわからない部分があります。
また、痛みに対してどう感じるのかは大人でも赤ちゃんでも個人差があり、同じ痛みを与えても、人によって反応にはかなりの差があらわれます。そのため、他の赤ちゃんもそうだから大丈夫・・・などという判断もまた危険です。
あまりに過保護なのも問題なのですが、その判断基準は、日ごろの観察から学んでいけると思います。育児も日々の勉強から学んでいくものですから、赤ちゃんの立場になって考える姿勢を忘れなければ、誤った判断をする事は少なくな