恐怖感って、大人になってもありますよ。これって、リスクを回避するための、自然な自己防衛本能なのですが、わたしたちは、過去の経験から、これは危ない、この言葉は言わない方が良い・・・そういった感じで、要は損か得かで判断して生きています。

もちろん、損得だけでは人生で起こる選択肢を選んでいく事は出来ません。時として、感情に決断をゆだねて人生が破綻する事もあれば、逆に状況が好転する事もあります。これは「運」です。そしてこのような経験から算出されるデータが、わたしたちが未来にとる行動になります。成功例は、継続。失敗は改善。わたしたちは、こうやってどんどん先に進んでいきます。

【赤ちゃんの思考について】

しかし、生まれたての赤ちゃんには、この「データ」自体が存在しません。いうなれば、オーエスの入っていないパソコンと同じです。アプリケーションはあっても、どうやって動かせばよいのかわからないのと同じで、何をどうすればこうなるとか、そうゆうのが一切わかりません。

【赤ちゃんの恐怖感について】

赤ちゃんは、データがないので、何が怖いのかもわからないのですが、なんとなく危ないとか、なんとなく恐いというのは、本能でわかります。わたしたちも、いきなり自宅から、真っ暗の森の中に取り残されたら、怖くてパニックになるでしょう。

暗闇や、野鳥の声が聞こえたりというのは、薄気味悪くて、データがなくても怖くて誰も行きたくはないと思います。この「なんとなく恐い」という恐怖感は、根拠がないため、わかりづらいですが、もし自分だったらと考えると、その原因が見えてくるかもしれません。

【恐怖感の種類】

それでは、わたしたちが、恐怖を感じる時ってどのような時でしょうか?突然大きな音がしたり、大勢の人が自分の周りを囲んだりするのは、普通大人でも怖くないでしょうか?赤ちゃんって、生まれたては特に、お披露目会のように、家族や友人たちに我が子を紹介してあげたいという気持ちから、たくさんの人たちが家に出入りし、赤ちゃんを抱いたり、話しかけたりすると思います。

わたしなどは、特に人見知りなのでこんなことされたら逃げ出したくなります。赤ちゃんだったら特にそうでしょう。自分よりも大きな人たちが、自分を囲んでいるわけですからね。

そのほかにも環境の変化や、いきなり熱が出たり、黄疸が出たり、初めての事ばかりで怖い事ばかりです。赤ちゃんが怖くて泣くのは自然な事なのです。