前章で、怒りを泣いて表現する赤ちゃんもいるというお話しはしました。赤ちゃんは、言葉が話せませんし、動きのパターンも少ないので、結果として表現方法に限りが出てきます。

そのため、怒りにまかせて泣きじゃくるというのは、赤ちゃんのメインとなる表現方法であり、うるさいからと無視したり、黙らそうとしてはいけません。怒りで泣いてしまう赤ちゃんにもその対処法はありますので、今回はそれをテーマにお話ししていこうと思います。

【怒っている時の体の反応】

赤ちゃんが怒っている時に、一番注意すべき体の異変は「目」です。怒りに限らず、赤ちゃんが泣いている時は、目を見れば、大体の気持ちを読み取る事は出来ます。赤ちゃんが怒っているときは、目を半分くらい開けて泣きます。それは怒りの表現です。

わたしたちもそうですが、怒っているときに目を閉じて表現する事はあまりありませんしね。冷静に考えれば普通の反応かもしれません。また、手足をバタバタさせ、暴れるように表現します。声は、徐々に大きくなっていきます。

【怒りの反応に対する大人と赤ちゃんの違いついて】

大人は怒りを調節している事をご存知でしょうか?たとえば、彼女と喧嘩している最中に、尊敬する上司から電話が来たら、すぐに声のトーンを変えて、気持ちを静められて楽しそうに対応できると思います。それが大人だと言われますよね。この生き方が出来ないと、生活は非常にしにくくなり、生きにくい人生になるので、みんな自分を殺して生きていくわけです。

赤ちゃんは、そんな考えはまったくないので、感情のまま、泣きます。それで怒っている事を伝えたいわけです。大人は、怒りをコントロールできるというノウハウを知っています。ストレスの発散の仕方を知っているからです。

陰湿な人間になると、いじめで発散したり、道徳観が崩壊している人間などは、動物を虐待したりするわけです。これは最低レベルのコントロールの方法ですが、徳の高い生き方となると、その怒りを、反骨精神にして自分のスキルアップにつなげたりするわけです。
つまり、声のトーンを徐々に上げていくのは、赤ちゃんが怒りをコントロールできないという表れであり、わたしたちは、それが出来るので、その怒りごと包み込んであげる必要が出てくるのです。

怒りを抑えるには、気分転換をさせるのが一番いいです。怒りから、視線をずらしてあげ、おもちゃで遊んであげたり、落ち着く環境を与えてあげたりするのです。落ち着く環境というのは、おかあさんのお腹の中を再現してあげるのが一番良いでしょう。